閑古鳥 2006 3 6

 新興市場においては、本当に、板が薄くなったと思います。
あるいは、出来高が激減したと思います。
 たとえば、本日、前場において、出来高を見てみると、
昨年の12月には、それなりに人気があった銘柄(売買単位は1株)が、
前場終了時点で、出来高100株以下という銘柄が目立ちます。
 人気株でも、出来高500株に収まるという状況です。
これほど、出来高が少ないから、当然、板はスカスカです。
 現状では、新規公開株事業は、止めた方がよいと思います。
新規公開株が増えるに応じて、投資家が増えていけば、問題ありませんが、
市場参加者が減少しているのに、新規公開株を増やせば、閑古鳥が鳴きます。
 お客(投資家)がいないのに、新たに店を開けば(新規公開株)、どうなるか。
どの店も、閑古鳥が鳴いているという状態になります。
 これは、会社経営で考えれば、わかりやすいと思います。
需要(お客)がないのに、支店を、どんどん作っていくと、どうなるか。
 新しい支店には、「真新しさ」や「物珍しさ」で、お客が集まるが、
既存の支店は、客が減少するか、閑古鳥が鳴いたままとなります。
 このような自転車操業の会社が、やがて、どうなるか。
それは、私が書かなくても、多くの人が知っているでしょう。






















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